相馬恋しや懐かしや なんだこらようと(ハァ チョイチョイ)
♪はぁ 秋の夜寒に 針の手止めてよ なんだこらようと
主〈ぬし〉の安否を思い出す なんだこらようと
♪はぁ 待つ夜の長さを四五尺つめてよ なんだこらようと
逢うた〈おうた〉その夜に伸ばしたい なんだこらようと
♪はぁ 情けないぞや 今朝降る雪はよ なんだこらようと
主の出船も見え隠れ なんだこらようと
♪はぁ ほろり涙で風呂焚く嫁御よ なんだこらようと
煙いばかりじゃ ないらしい なんだこらようと
♪はぁ 当座の花なら 何故このよによ なんだこらようと
かたいわたしを 迷わせた なんだこらようと
♪はぁ 惚れたが私の身のあやまりか なんだこらようと
どんな無理でもいわしゃんせ なんだこらようと
♪はぁ 鴎の啼く音に 窓の戸あけてよ なんだこらようと
聞けば松風 波の音 なんだこらようと
♪はぁ 心の迷いか 未練のせいか なんだこらようと
だれもが貴方に 似て見える なんだこらようと
2007/04/08 追記
***** 私見 *****
「新」とつくからにはただの「相馬節」もあるわけですが・・・こちらのほうがよく聴かれると思います。
なんだか色っぽい歌詞が多いんですが、1つ嫁いびりと取られる歌詞が・・・(風呂焚きの歌詞)
でも、この1つだけというのがおいらには嫁いびりには思えないんです。
単身赴任している夫というのは、昔の田舎ではよくあったことだと思うんですね。出稼ぎだったり、漁にでたり・・・色々な理由で。
新婚でもそういった事情で旦那さんが遠くにいる事だってあって、それを唄っているんだと感じますが、皆さんはどう感じますか?