参るその日が ご縁日(ハァ コンキコンキ)
参りゃとにかく 帰りの節は つけて(ハラセ)
つけておくれよ 青島へ(ハァ コンキコンキ)
♪鵜戸さん参りに 結うたる髪も 馬に(ハラセ)
馬に揺られて 乱れ髪(ハァ コンキコンキ)
音に名高い せびらの峠 坂は(ハラセ)
坂は七坂 七曲り(ハァ コンキコンキ)
♪鵜戸さん良いとこ 一度はおいで 一目
一目千里の 灘がある
行こか 参ろか 七坂越えて 鵜戸の
鵜戸の神社は 結び神
***** 私見 *****
携帯からちょっとだけ歌詞を書いたのですが・・・やはりPCから入れたほうが綺麗に纏まる様なので書き直しです。
この唄、小学生のときに一番唄って一番覚えている曲です。
上の句と下の句で一対になるものです。
子供ながらになんだか色っぽい唄だと思っていました。だって、「馬に揺られて乱れ髪」とか「結び神」とか。その頃は、結婚してから鵜戸参りをするとは知らなくて、「いい人にめぐり合えますように」という願掛けに行くのだと思っておりました。
民謡をやめてから両親に連れられて九州へ旅行へ行った時、どうしても「鵜戸神宮」へだけはお参りしたいと連れて行ってもらったものです。今でもTVで鵜戸神宮が映ると思い出します。
嫁入りのとき親が嫁に出す娘を気遣う唄は沢山ありますが、この唄は道中唄で親も本人も出てこない祝い唄という気がします。七坂、七曲りで灘を見ながら峠を越えて・・・今の結婚式では「2人の初めての共同作業です」といってケーキカットなどをしますが、その昔はこれが最初の2人での試練だったのでしょうねぇ。
追記:
最近、下の句の歌詞が色々と入れ替わっているようです。音源によって1番の下の句が2番や3番になっているものがあります。
ここに載せた歌詞は、おいらが唄って覚えたものを採用しています。