2006年11月25日

ポンポコニャ

♪花の熊本 涼みがてらに 眺むれば
  オヤポンポコニャ 清水湧き出す水前寺
 少し下がればな オヤ画津湖〈えづこ〉の舟遊び
  オオサ ポンポコ ポンポコニャ

♪花の熊本 銀杏城から 眺むれば
  下は清正菩提所 少し 下がればな 横手の五郎さん

♪花の熊本 長六橋から 眺むれば
  下は白川 両芝居 少し 下がればな 本山渡し舟


***** 私見 *****
「ポンポコニャ」なんて変な題名ですが・・・あまり意味はなく単なるはやし言葉だそうです。
熊本の名所をただただ唄うだけなんですが、とても節回しも面白いと思います。宴会で地元自慢をするような感じでしょうか。
ちょっと小粋にお座敷のおねえさんの雰囲気で唄うといいのかな?


posted by 晃両 at 22:30| 埼玉 🌁| 熊本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

おてもやん

♪おてもやん あんたこの頃 嫁人りしたではないかいな
  嫁人りしたこたぁ したぱってん
 お亭〈てい〉どんの ぐしゃっぺだるけん
  まあだ盃ぁ せんだった
 村役 鳶役 肝入りどん あん人達のおらすけんで
  後はどうなと きゃあなろたい
 川端町つぁん〈かわばたまっつぁん〉 きゃぁめぐろ
  春日南瓜〈かすがぼうぶら〉どん達ぁ 尻ひっぴゃぁで 花盛り花盛り
 ピーチク パーチク 雲雀の子
  玄白なすびのいがいがどん

♪一つ山越え も一つ山越え あの山越えて
 わたしゃあんたに 惚れとるばい
  惚れとるばってん 言われんたい
 おいおい彼岸も 近まれば
  若者衆〈わかもんしゅう〉も 寄らんすけん
 熊本〈くまんどん〉の 夜聴聞詣〈よじょもんみゃぁり〉
  ゆるゆる話も きゃぁしゅうたい
 男振りには惚れんばな 煙草入の銀金具が
  それが 因縁たい
 アカチャカ ベッチャカ チャカチャカチャン

♪一つ世の中 艱難辛苦〈かんなんしんく〉の 荒波越えて
  男度胸で おいでなさい
 くよくよしたとて しょうがない
  いつかは芽も出る 花も咲く
 移り気な浮き世の ならいに
  取り越し苦労は おやめなさい
 悩みなんぞは こちゃしらぬ
  意地と張りの心が それが後生楽たい
 アカチャカ ベッチャカ チャカチャカチャン

***** 私見 *****
子供の頃によく聴いていました。有名な「おてもやん」です。民謡を知らない人でも、多くの人が知っている、一度は耳にした事のある民謡だと思います。(標準語にしたものや歌詞の解説については割愛します)
東北の訛りとはまた違った九州の訛りをそのまま唄にして、テンポもいい唄ですね。ついでに「おてもやん」というインパクトのある題名もその知名度の高さに貢献している理由のひとつと思います。また、昔の結婚事情では考えられないような女性の活発さを唄っているのもあるのかも。
おいら自身は2番が好きです。特に「煙草入れの銀金具」。昔は煙管(キセル)で、煙草と煙管を入れる道具も凝っていたと思います。その銀金具がどんな風に粋なものだったのか・・・?そんなちょっとしたもので「この人、かっこいいなぁ」と思わせる男ってどんな人?とか想像すると楽しいです。
因みに。
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/tabako/edo/tabacco-ire.html
にて昔の煙草入れの写真が見られます。

方言といえば・・・
昔、東北の方言と九州の方言が似ていると聴いたことが有ります。
言葉はかわってゆくものですが、国の中心で使われていた言葉が地方へと伝わるのには同心円状に広がるとか・・・同心円までは行かなくとも都から船で伝わっていくわけですが、「今、都ではこんなことがはやっているよ」というのが北と南に船で伝えられていくわけですから、訛りが似ていてもおかしくはないですよね。
九州では「たちつてと」で文章が出来、東北では「さしすせそ」で文章が出来るとか・・・本当かどうかは、おいらにはわかりませんが。
posted by 晃両 at 14:37| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 熊本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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