2006年11月25日

酒田甚句

♪日和山 沖に飛島 朝日に白帆
  月も浮かるる 最上川
  船はどんどん えらい景気
 今町舟場町〈いままちふなばちょ〉 興屋〈こや〉の浜 毎晩お客は
  どんどん シャンシャン
 シャン酒田は よい港 繁盛じゃおまへんか

♪海原や 仰ぐ鳥海 あの峰高し
  間〈あい〉を流るる 最上川
  船はどんどん えらい繁盛
 さすが酒田は大港 千石万石 横づけだんよ
 ほんまに酒田はよい港 繁盛じゃおまへんか

♪庄内の 酒田名物 何よと問えば
  お米にお酒に おばこ節
  あらまぁ ほんに すてき
 港音頭で 大陽気 毎晩お客は
  どんどん シャンシャン
 シャン酒田は よい港 繁盛じゃおまへんか


***** 私見 *****
酒田港の繁栄を歌ったもので、江戸時代の流行歌「おまへんか節」がもとだそうです。
「どんどん シャンシャン」と明るい曲調でお座敷の賑わいをよくあらわしていますが・・・東北の訛りというより関西のほうの訛りなところが、民謡らしく感じますね。船で関西のほうから来た人が酒田の繁盛ぶりに驚いて、そしてその賑わいをもっと楽しいものにするために唄われたのでしょうか。


posted by 晃両 at 22:18| 埼玉 🌁| 山形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

花笠音頭(花笠踊り)

♪花の山形 紅葉の天童(チョイチョイ) 雪を眺むる尾花沢(ハァ ヤッショマカショ)

♪そろたそろたよ 笠おどりそろた 秋の出穂よりまだ揃ろた
♪そろたそろたよ 踊り子がそろた 秋の出穂よりまだ揃ろた

♪おらが在所へ 来てみてやしゃんせ 米のなる木がおじぎする

♪おらがお国で 自慢なものは なすときゅうりと 笠踊り

♪長い長持ち 唄かけながら可愛い おばこが嫁に来る

♪わたしゃ花笠 だてにはもたぬ 花など まいどのあいじるし

♪会いにござれと紅花入れてこまた 縄から文が出た

♪雪の船形 情けに厚い 呼べばとけそな やさすがた

♪娘盛りをなじょして暮らす 雪に埋もれて針仕事

♪おばこなぼになる 十三七つ 百合の花コに似てめごい

♪朝の六時から 弁当さげて 徳良通いは楽じゃない

♪ついて固めて でかしたつつみ水も 漏らさぬ深い仲

♪蔵王権現さんもお盆の夜は笠のおどりに浮かれでる

♪吾妻十湯白布に五色うば湯なめ川谷に湧く

♪赤湯ゆ煙りただようあたり恋の花咲くぶどう園

♪菊は宮内あやめは長井ばらの名所は東沢

♪肌の白さよ情けの深さあの娘湯のまち上山

♪嫁ごとなるならさくらんぼ娘寒河江そだちの色のよさ

♪秋の山寺紅葉も見頃私しゃ年頃紅もさす

♪招く東根自慢のものはお湯にりんごにさくらんぼ

♪酒田港へ紅花積んで流す舟唄最上川

♪そろたおばこのすげ笠ごしに浮ぶ鳥海出羽の富士

♪温海岳から吹浦かけて出羽の三山夕涼み

♪蔵王むこどの鳥海嫁ご出羽の三山仲人役

♪西の月山おがんできょうはひがし蔵王の夏まつり


***** 私見 *****
いわずと知れた山形の笠踊り。
毎年8月(だったかな?)に尾花沢市で開かれる祭りで花を付けた笠を持ち練り歩く。各地の盆踊りでもよく踊られるので、全国に知れ渡っている民謡だと思う。
調べてみると、ここにあげた後半の歌詞は、公募された歌詞のようで、公認は15番までだそうですが、一説によると150以上もの歌詞があるとか。
上の番の歌詞の青文字は、おいらが教わった歌詞なのですが、どの歌詞本を見てもその歌詞は見つからず・・・あれは、先生の創作?なわけはないと思うんですがねぇ。
posted by 晃両 at 15:44| 埼玉 🌁| 山形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

山形大黒舞

「とうとう 遠くのほうから恵比寿大黒さんが舞い込んだ
 コラ 一で俵をふんまいて
 二でにっこり 笑うて〈わろうて〉
 三で盃でっかい八つでゴックゴックゴックと頂きまして
 十で当座の皆々様 すみからすみまで
 ズイズイズイーッと祝って参ろう さぁさぁ」

♪さぁさぁさぁ 舞込んだ 舞込んだなぁ
 コラ 何がさてまた舞込んだなぁ(ソレソレ)
 ご聖天が先に立ち 福大黒が舞込んだなぁ
 コラ 四方の棚を見渡せばな(ソレソレ)
 飾りの餅は 十二重ね 神のお膳も十二膳
 コラ ダイトセ(ソレソレ)
 代々この家は末繁盛と うちこむ所は さぁ 何よりも目出度いとなぁ
☆青文字のところを「ながむればな」と唄う場合もあります。

♪さぁさぁさぁ 馳せ込んだ 馳せ込んだなぁ
 コラ 何がさてまた 馳せ込んだなぁ(ソレソレ)
 毘沙門天が 帆を捲き上げて 宝船が 馳せ込んだなぁ(ソレソレ)
 コラ 乗ったるお方は誰々 お恵比寿お大黒 お田の神
 布袋 福禄 弁財天
 コラ 積んだる宝は何に何に(ソレソレ)
 延命小袋〈えんめこんぶくろ〉に打出の小槌 隠れ蓑に隠れ笠
 コラ これもまた目出度いとな(ソレソレ)
 宝この家は 益々繁盛と 馳せ込む所は さぁ 何よりも目出度いとなぁ
(3/17 歌詞を追加しました。)

♪さぁさぁさぁ 儲け出した 儲け出したなぁ
 コラ 何がさてまた 儲けだしたなぁ(ソレソレ)
 この家の旦那様 お心良しで 商売繁盛で 儲け出したなぁ
 コラ 七十五間の 蔵を建て(ソレソレ)
 今年ゃ 豊年よい年だよ 陸作田作も万作で
 コラ 稲を刈ってみたれば コラ 十万八千刈ったとや
 四束三把で五斗八升 俵たてておき 枡もいらずに箕で測る
 コラ 米を積んでみたれば コラ 七万俵
 お旦那様も お喜び(ソレソレ)
 町も在郷も 賑やかだよ 納まる所は さぁ 何よりも目出度いとなぁ


***** 私見 *****
大黒舞 第一弾!
『儲け出した』の歌詞は「南部俵積み唄」と同じように豊作を祝うものですね。
きっと収穫の時期に庄屋さんの俵蔵にお米を納めた後、お祭りのような宴会が行われて、そこで庄屋さんかその村の長寿のお年寄りが大黒様の格好をして皆で踊ったのかなぁ?などと想像します。
明るく楽しく唄いたいものです。

posted by 晃両 at 13:05| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 山形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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