2009年02月19日

道南口説節

===== その1 =====

オイヤーアーサーエー

オイヤ 私やこの地の荒浜育ち
  声の悪いのは親ゆずりだよ
  節の悪いのは師匠ないゆえに
  ひとつ唄いましょはばかり乍ら

オイヤ 上で言うなら矢越の岬よ
  下で言うなら 恵山のお山
  昇り一里で 下りも一里
  恵山お山の 権現様よ

オイヤ 着いたところは湯の川村よ
  さても恐し鮫川ござる
  お前砂盛私や高盛よ
  ついに見えたよ 函館の街

今夜の泊まりは 新川茶屋でとまるサーエー


===== その2 =====

オイヤーアーサーエー
オイヤ 私しゃこの地の荒浜育ち
  声の悪いのは親譲りだよ
  節の悪いのは師匠ないゆえに
  一つ唄いましょはばかりながら

オイヤ 主と別れた山の上の茶屋で
 カモメ泣く泣く 臥牛のお山
 甲斐性ないゆえ弁天様に
 ふられふられて 函館立てば

オイヤ 着いたところが亀田の村で
 右にゆこうか左にゆこか
 ままよ七飯浜(なないはま) 久根別(くねべつ)すぎて
 行けば情けの上磯(かみいそ)ござる

オイヤ 登り一里で下りも一里
 浜に下がれば白神の村
 波は荒磯 荒谷をすぎて
 大沢渡って及部(おいべ)にかかりゃ
 ついに見えたよ 松前城下

今夜の泊まりは 城下の茶屋で泊まるサエ


===== その3 =====

オイヤーアーサーエー

オイヤ 上でゆうなら矢越の岬よ
 下でゆうなら恵山のお山
 登り一里で下りも一里
 恵山お山の 権現様よ

オイヤ わずか下れば 湯茶屋がござる
 草鞋腰に付け とどほけ通れば
 恋の根田内(ねたない) 情けの古武井(こぶい)
 思いかけたる あの尻手内(しりしない)

オイヤ 沖に見えるは
 ありゃ武井の島 武井の島には鮫穴ござる
 とろりとろりと 浜中通りゃ
 沖のカモメに 千鳥ヶ浜よ

オイヤ 戸井の岬を左にかわし
 汐の名を取って汐首の浜
 顔を隠して釜谷をすぎりゃ
 小安気もやく 皆谷地山(みなやじやま)よ

オイヤ 着いたところは湯ノ川村よ
 さても恐ろし鮫川ござる
 お前砂守 わしゃ高森よ
 ついに見えたよ 函館の街

今夜の泊まりは 新川茶屋で 泊まるサエー



===== 胆振・日高版だそうです =====
オイヤ 春の花見は静内桜
 夏は涼しい襟裳のキャンプ
 秋は日高の紅葉とキノコ
 冬はスキーの貫気別岳よ

オイヤ 着いた処が鵡川の町で
 広い田圃は黄金の波よ
 町は名物シシャモのスダレ
 スダレの中から道南口説

オイヤ 永遠に栄える紙の町通りゃ
 右に名高い樽前の山
 左大漁の太平洋ヨー
 僅か進めば湯の町ござる
☆参考HP:http://tomamin.co.jp/2002/tp021111.htm


posted by 晃両 at 13:34| 埼玉 ☁| 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月03日

北海鱈つり唄

♪オイヤ サァエェ(ハァ キタコラサッサ)
 上で言うなら神威の岬よ
  次に美国に 丸山岬
 下で言うならオタモイ様よ
  上り一丁に下りも一丁(ハァ キタコラサッサ)

 ハァ 都合をあわせて二丁の山よ
  折と折とに参詣をいたし
 参詣いたしたその折からに
  おさご撒いては拍手叩く(ハァ キタコラサッサ)

 わしの願いを 叶うたならば(ハァ キタコラサッサ)

♪オイヤ サァエェ(ハァ キタコラサッサ)
 さぁさ船頭さん 支度はよいか
  飯を食べたら 帆を巻き上げて
 今朝の嵐にせみもと詰めて
  おもて若い衆に漁夫を頼む
 ハァ どのま若い衆に帆足を頼む
  ともの船頭さんに舵前頼む

 舵をだましてキリキリねじる
  指して行くのは雄冬の沖よ

 とろりとろりと 厚苫前通れば


***** 私見 *****
民謡全集のようなCDに佐々木基晴さんの唄う「北海鱈つり唄」があり、気持ちよさそうなので唄ってみたら・・・まぁ、同じような節回しの連続で兎に角歌詞を覚えるのが大変。一種の「口説き」だと思うんですが・・・
こうやって見ると、おいらの好きな唄に共通するのは「海」と「神様」の様で・・・

師匠に聞かせてもらった唄にはお祝い唄みたいな歌詞のものがあったのですが、おいらが持っている資料にはないので、今度聞いてみます。
posted by 晃両 at 17:14| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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