娘やりたや はぁ婿ほしや(ハァヨリコメヨリコメ)
♪お茶は芽が出る蚕は二眠
連れて出るなら 今ここよ
♪宇治の銘茶と 狭山の濃茶
出会いましたよ 横浜で
♪狭山街道にゃ 箒はいらぬ
茶より茶摘みの 裾で掃く
***** 私見 *****
地元も地元。狭山、入間は狭山茶という銘茶といわれる産地です。おいらが小さい頃は絣の着物にたすきがけというスタイルでの茶摘みも見ることが出来たのですが、今ではイベントくらいでしか見ることが出来ません。
狭山茶は一番茶はあまりおいしくなくて、二番茶、三番茶がよく出ておいしいのですが、それを知らないでお茶を入れると・・・薄かったり濃すぎたりします。
また、歌詞に蚕が出てきますが、このあたりは養蚕も昔は盛んで、桑の木が沢山ありました。桑の木はかなり大きくなり、その実もおいしくて、よく木登りしていました。今では桑の木もほとんど見なくなりましたが・・・
養蚕で出来るのは、ご存知の通り「絹」です。
この辺りには、お茶にまつわる唄と機織りに関連する唄がいくつかありますので、今後紹介できたらと思います。