国の大事と聞くからは 女ながらも武士の妻
まさかの時には締め襷 神功皇后の雄々しき姿が 鑑じゃないかな
オーシャリシャリ
♪女なら 京の祗園か長門の萩よ 目もと千両で鈴をはる
と云うて国に事あらば 島田くずして若衆髷
紋付袴に身をやつし 神功皇后のはちまき姿が 鑑じゃないかな
オーシャリシャリ
♪男なら 三千世界の鳥を殺し 主と朝寝がしてみたい
酔えば美人の膝枕 醒めりゃ天下を手で握り 咲かす長州桜花
高杉晋作は男の男よ 傑いじゃないかな
オーシャリシャリ
***** 私見 *****
幕末に唄われたもので、民謡にしては珍しい曲調と歌詞だと思います。作業唄などのように本当に庶民の生活から生まれた民謡というより、士気を鼓舞するような曲です。
3番の高杉晋作の歌詞は・・・あとから付け加えられた感じがしますね。